この夏、片貝木綿はじめました。
2023/06/30
テーマ:BLOG
昨年末、「片貝木綿の反物でスーツが仕立てられないか?」とのご相談がありました。
もともとは着物を仕立てるための反物ですが、打ち込みのしっかりした生地のため洋服にも適した生地とのことでした。
ただ生地幅が狭いためパーツがうまく入るのか…というところでしたが、通常のスーツと変わらない素敵なスーツに仕上がりました。
こちらをご依頼いただいたのが、新潟県小千谷市片貝町にある創業270年「片貝木綿」唯一の織元『紺仁』様。
昭和20年代、紺屋としての仕事ぶりを買われ民藝運動の一環として、「片貝木綿」という紺仁独自の織物が完成しました。
片貝木綿の特徴は、タテ糸に太さの異なる糸を並べることで生地の表面に凹凸を出し、肌に触れる面積を少なくすることでベタっとまとわりつかない感触を持たせていることです。
これからの季節、ジャケットはもちろんシャツにもぴったりの生地です。
伝統的なシックな柄からカラフルでポップな柄まで揃えました。
使い込むほどふんわりと優しい風合いに変化して、身体に馴染んでいく「片貝木綿」。
他にはない特別な1着を仕立ててみませんか。
片貝木綿
スーツ(上下)¥135,520(税込)~
ジャケット ¥80,410(税込)~
シャツ ¥40,810(税込)~